幼児の胃腸風邪(胃インフルエンザ)の対処法

胃腸風邪(通称「胃インフルエンザ」)は、活発な幼児の毎日を一瞬で止めてしまいます。嘔吐や下痢に苦しむ姿を見るのはつらく、親としては水分補給と安静以外にできることが限られます。ここでは、幼児の胃腸風邪に対する具体的な対処法をまとめました。

薬の使用

  • 細菌性の胃腸炎と判断された場合、医師が抗生物質を処方することがあります。指示された全量を必ず服用させましょう。
  • 医師の処方がない限り、下痢止め薬は使用しないでください。下痢止めは症状を長引かせる恐れがあります。
  • 発熱時は、用量を守ってアセトアミノフェン(例:タイレノール)またはイブプロフェンを与えてください。

水分補給

  • 嘔吐や下痢で失われた水分と電解質を補うことが最重要です。
  • 飲み込みが困難な場合は、電解質飲料(例:Pedialyテ)を小さく区切って頻回に与えましょう。
  • 飲めるようになったら、水やミルク、ブロス、氷菓子、氷のかけらなど、好きな液体を少量ずつ追加してください。

食事

  • 無理に食べさせず、子どもが受け入れられるときに少量ずつ提供します。
  • 1日数回に分けて軽い食事やスナックを与え、胃に負担がかからない範囲で徐々に量を増やします。
  • ヨーグルト、パスタ、白米、ソースなしの野菜、果物などの淡白な食材から始めましょう。
  • 米・バナナ・リンゴソース・トースト(BRAT)食は、必須栄養素が不足するため、米国小児科学会では推奨されていません。

受診の目安

  • 嘔吐が2日以上続く、血便や粘液を伴う下痢がある場合。
  • 脱水の兆候(8時間に1回未満の尿、涙のない泣き声、口の乾燥など)が見られるとき。
  • 脱水が疑われる場合は、点滴による静脈内補液が必要になることがあります。

予防策

  • 食事前や外出後は必ず手洗いを徹底し、洗えない場合はアルコールベースの手指消毒剤を使用します。
  • 幼児の世話をした後は、必ず自分の手も洗いましょう。
  • 衣類や寝具を洗う際は手袋を着用し、感染リスクを減らします。
  • ドアノブ、電気スイッチ、トイレの蛇口など、頻繁に触れる場所は定期的に消毒してください。

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