軟口蓋の筋力評価方法

必要なもの

  • 懐中電灯
  • 舌圧子(舌圧板)
  • 小さく乾いたクッキー
  • 小さなコップ(水または牛乳)

手順

  1. まず、クライアントに食事・飲み物・会話での困難があるか尋ねます。食事中や直後にくしゃみが出るか、飲み物を飲んだときに鼻から液体が漏れるか、話すときに過度な鼻音があるかを確認します。軟口蓋が正常であれば、これらの症状は見られません。

  2. クライアントに口を大きく開けてもらい、舌圧子で舌先を押さえます。その状態で長く「アー」と発声させ、軟口蓋の動きを観察します。必要なら懐中電灯で口腔後部を照らしてください。軟口蓋はスムーズに持ち上がり、鼻腔を閉じるはずです。偏位や病変がないかもチェックします。

  3. 「mb」「mb」「mb」などの音を6回繰り返させます。続いて「nd」や「ngg」などの組み合わせでも同様に行います。「b」「d」「g」音は鼻共鳴がなく、鼻からの空気漏れがないか確認します。

  4. 「ink」や「and」「pink」「under」「bank」「Monday」「lank」「handy」などの語を力強く発音させます。鼻音(m、n、ng)以外で鼻から音が出ていないか注意深く聞き分けます。

  5. 本や雑誌から短い文章を朗読させ、過度な鼻音がないか観察します。北米英語はイギリス英語に比べ鼻音が強いことを踏まえて判断します。

  6. 乾いた小さなクッキーを食べさせ、食べる途中や食後にくしゃみが出るか確認します。正常な軟口蓋ならくしゃみは起きません。

  7. 小さなコップに入れた水または牛乳を飲ませ、飲んでいる間や飲み終わった後に鼻からの液体や音が漏れないか観察します。軟口蓋が正常なら漏れはありません。

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