拡張代替コミュニケーションの種類と活用法

拡張代替コミュニケーション(AAC)は、発話や言語に困難を抱える子どもや大人が、家族や友人、専門スタッフと意思を伝えるための支援手段です。以下に代表的な AAC の方法を紹介します。

  1. 録音音声装置

    使用者がボタンやスイッチを押すと、事前に親や友人が録音したメッセージが再生されます。例として「おやすみの物語を読んで」「好きだよ」など、日常的な要望を伝えることができます。

  2. コミュニケーションボード・ブック

    シンボルや絵が配置されたボードや、カテゴリー別にページが分かれたブックを用いて、指差しやタッチで意思を表現します。日常の物や活動を示すシンボルが多く、非言語の利用者に有効です。

  3. ピクチャー・エクスチェンジ・コミュニケーション・システム(PECS)

    主に自閉症スペクトラムの非言語児童に用いられます。欲しい物や必要なものの絵カードを相手に渡すと、相手はその物を渡します。成長に合わせて言葉や文へと移行します。

  4. 手話

    聴覚障害者だけでなく、発話が制限された子どもへの言語教育にも活用されます。手やジェスチャーで意味を伝える言語体系で、文字通りの翻訳や独自の文法を持つものがあります。

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