インスリン感受性係数の求め方

インスリン感受性係数(ISF)を把握すると、食事前に投与すべきインスリン量や、血糖値を目標範囲に下げる際のインスリン量を決めることができます。

インスリン感受性係数の算出は、主に1型糖尿病の治療で用いられます。2型糖尿病の場合、膵臓がまだインスリンを分泌していることが多く、またインスリン抵抗性があるため、ISFの計算は適さないことがあります。

必要なもの

  • 計算機

手順

普通インスリン(速効型)を使用している場合

  1. 毎日使用している普通インスリン(速効型)の総投与量(単位)を計算する。

  2. 毎日使用している長時間作用型インスリンの総投与量(単位)を計算する。

  3. 上記2つの合計を出し、1日の総インスリン投与量(単位)を求める。

  4. 1,500 を総インスリン投与量で割る。結果がインスリン感受性係数(1単位あたりの血糖下降値)になる。例:普通インスリン15単位+長時間型インスリン25単位(合計40単位)を使用している場合、1,500 ÷ 40 = 37.5 mg/dL の血糖下降が期待できる。

速効型インスリンアナログ(Humalog、NovoLog、Apidra)を使用している場合

  1. 毎日使用している速効型インスリンアナログの総投与量(単位)を計算する。

  2. 毎日使用している長時間作用型インスリンの総投与量(単位)を計算する。(インスリンポンプ使用者で長時間型インスリンを使用しない場合は省く)

  3. 上記2つの合計を出し、1日の総インスリン投与量(単位)を求める。

  4. 1,800 を総インスリン投与量で割る。結果がインスリン感受性係数になる。例:速効型インスリンHumalog 15単位+長時間型インスリン25単位(合計40単位)を使用している場合、1,800 ÷ 40 = 45 mg/dL の血糖下降が期待できる。

この係数は目安であり、個人差がありますので、医師と相談しながら調整してください。

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