高血糖と体内の水分バランス

高血糖とは

血液中のブドウ糖濃度が通常より高い状態を高血糖(ハイパーグリセミア)と言います。膵臓から分泌されるインスリンが不足するか、インスリンが十分に働かないと、血糖が血管内に蓄積されます。持続的に血糖が高いと糖尿病と診断されます。


腎臓の働きと高血糖

血糖が高いと、腎臓は余分なブドウ糖を再吸収しようとしますが、処理しきれず尿中に排泄されます。ブドウ糖は水分を引きつけるため、尿量が増え、頻尿と喉の渇きが生じます。


脱水のリスク

頻繁な排尿が続くと、十分な水分補給がない場合に脱水を起こしやすくなります。重度の脱水は「高浸透圧性非ケトン性高血糖症」と呼ばれ、意識障害や痙攣、最悪の場合は死に至ることがあります。


電解質バランスの乱れ

水分が失われると血液や細胞内の電解質(ナトリウム、カリウム、マグネシウムなど)も減少し、体内の化学バランスが崩れます。腎臓は水分と電解質の調整に重要な役割を果たしますが、高血糖はその機能を阻害します。


対策と予防

高血糖が続くと糖尿病のリスクが高まります。糖尿病はインスリン抵抗性(2型)やインスリン分泌不足(1型)によって起こります。適度な運動と、食物繊維が豊富で炭水化物と糖分を控えた食事は血糖コントロールに有効です。

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