糖尿病とは何か?
膵臓はインスリンというホルモンを分泌し、食事から得た糖をエネルギーに変換します。インスリンが十分に働かない、または産生されないと、血中に糖が蓄積し、糖尿病となります。
タイプ
- 1型糖尿病はインスリンを全く産生できない状態です。自己免疫反応でインスリン産生細胞が破壊されます。
- 2型糖尿病はインスリンは分泌されますが、体の細胞がインスリンに対して抵抗性を示し、血糖コントロールが難しくなります。
罹患率
- 1型は全糖尿病患者の約5%と稀なタイプです。
- 2型は全患者の90〜95%を占め、最も一般的です。
原因
- 1型は免疫系がインスリン産生β細胞を攻撃・破壊することが主因です。
- 2型は腹部肥満や生活習慣などの身体的要因がインスリン抵抗性を引き起こします。
診断
- 血糖値検査(空腹時血糖または食後血糖)で血中のブドウ糖濃度を測定し、糖尿病の有無を判定します。
治療
- 食事管理と適度な運動はすべての糖尿病患者に共通する基本です。
- 1型は毎日のインスリン注射が必須です。
- 2型は症状や血糖コントロールの程度に応じて、経口血糖降下薬やインスリン療法が選択されます。
合併症
- 血糖コントロールが不十分だと、心臓病、網膜症(失明リスク)、腎不全など、全身の臓器に深刻な障害を引き起こす可能性があります。
