糖尿病に伴う脚の痛みと対策
原因
糖尿病患者の脚の痛みの主な原因は、糖尿病性神経障害です。これは足や脚の神経が永久的に損傷することで起こります。
症状
糖尿病性神経障害の症状には、痛み、チクチク感、感覚の低下があり、足の筋肉が萎縮することもあります。
診断
医師はまず全身の身体検査を行い、神経障害の有無を確認します。代表的な検査として、足に柔らかいナイロン糸(フィラメント)を当て、感覚があるかどうかを調べる「モノフィラメントテスト」があります。
治療
現在、糖尿病性神経障害を根本的に治す方法はありません。そのため、症状緩和と進行抑制が治療の中心です。疼痛緩和のための経口鎮痛薬や、うつ病でなくても効果があるとされる抗うつ薬が処方されることがあります。
予防・対策
神経障害の予防には血糖コントロールが不可欠です。血糖値が高い状態が長く続くと、神経が損傷しやすくなるとされています。
足のケア
感覚が低下した足は、傷や潰瘍に気付かず感染が進行しやすく、最悪の場合は手術や切断が必要になることがあります。毎日の洗浄・観察・保湿クリームの使用、適切なサイズの靴やサポートソックスの着用など、徹底した足のケアが重要です。
