成人の血糖値の正常範囲と管理方法
血糖とは
n血糖(グルコース)は体のエネルギー源であり、血中の糖分濃度を指します。食事、運動、代謝などが影響し、糖尿病でない人は自律的に調整されます。血糖は空腹時や食後に多少変動しますが、1日のうちほぼ一定に保たれるべきです。
n血糖測定の方法
n以下の方法で血糖値を確認できます。
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- 指先から少量の血液を採取し、血糖測定器で測定。起床時、食後1〜2時間、就寝前など1日数回行うのが一般的です。 n
- 医療機関で静脈血を採取し、ラボで測定。静脈血は毛細血管(指先)と数値が異なることがあります。 n
- HbA1c(ヘモグロビンA1c)測定は過去3か月の平均血糖を示し、長期的な管理に有用です。 n
高血糖(ハイパーグリセミア)
n医師が基準とする値を超える血糖は高血糖と呼ばれます。個人差がありますので、担当医と確認してください。高血糖は糖尿病のサインであり、放置すると失明、心疾患、腎疾患などの合併症を引き起こす恐れがあります。
n低血糖(ハイポグリセミア)
n食事が不十分だったり、炭水化物や糖分が不足すると低血糖が起こります。めまい、混乱、空腹感、手の震え、重度の場合は失神することもあります。糖分やインスリンで速やかに対処し、後にタンパク質を摂取すると血糖が安定します。
n正常血糖範囲
n個人差はありますが、一般的な目安は次の通りです。
n- n
- 空腹時(食前): 70〜100 mg/dL n
- 食後2時間以内: 180 mg/dL 未満 n
これらの範囲を常に外れる場合は、パターンを記録し医師に相談が必要です。1日3回の大食より、6回に分けた小食にすることで血糖の急上昇・急下降を防げます。
n血糖コントロールのポイント
n安定した血糖を保つための基本は、定期的な運動とバランスの取れた食事です。野菜とタンパク質を中心に、炭水化物と余分な糖分は控えめにします。必要に応じてメトホルミンやインスリンなどの薬剤を使用します。また、食事の間隔を一定に保ち、急激な糖質摂取を避けることで低血糖の予防にもつながります。
