スルホニル尿素(スルホニルウレア)薬の副作用

スルホニル尿素(スルホニルウレア)は、2型糖尿病の治療に用いられる薬剤です。膵臓からインスリンの分泌を促進し、体内でのインスリン利用を高めることで血糖値を下げます。代表的な薬剤にはグリピジドやグリベンクラミドがあります。

中枢神経系

服用中にめまい、頭痛、眠気などの神経症状が現れることがあります。これらの症状が出た場合、運転や機械操作など注意力が必要な作業は控えることが重要です。

胃腸系

便秘、下痢、胃痙攣、胸やけ、薬剤性肝炎、食欲増進、嘔吐、悪心など、消化器系の副作用が報告されています。

内分泌系

最も注意すべきは低血糖です。空腹感、震え、めまい、発汗、口周辺のしびれやチクチク感、混乱、言語障害、不安感、倦怠感などが現れたら、速やかに糖分を摂取するか医療機関を受診してください。放置すると痙攣や意識喪失に至る恐れがあります。

皮膚

発疹、かゆみ、紅斑、日光過敏、皮膚や眼球の黄染などが起こることがあります。

血液系

稀に再生不良性貧血、好中球減少症、白血球減少、汎血球減少症などの血液障害が報告されています。

重篤な副作用

高血糖(過血糖)も重大な副作用として報告されています。極度の喉の渇き、頻尿、過度の空腹感、倦怠感、視力障害などが見られたら、すぐに医師に相談してください。治療が遅れると糖尿病性ケトアシドーシスを引き起こし、生命に関わる危険があります。ケトアシドーシスの症状は口渇、甘い呼気、呼吸困難、腹部不快感、嘔吐、意識低下などです。

その他の副作用

アルコールと併用すると、ジスルフィラム様反応として皮膚の紅潮、不整脈、嘔吐が起こることがあります。アルコール摂取については必ず担当医に相談しましょう。

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