糖尿病と上手に向き合う方法
食事のポイント
血糖コントロールの基本は、規則正しい食事です。食後1時間ほど血糖値は上昇しやすいため、毎日同じ時間に同じ量の食事をとることで、血糖値の変動を抑えやすくなります。
目安となる血糖値は空腹時で100〜150 mg/dLです。200 mg/dL以上で疲労感や頻尿、体重減少といった症状が出ると糖尿病と診断されることが多いです。
炭水化物は1日のうちに均等に摂取しましょう。1食ごとに同程度の量を分けて食べると、血糖値が安定しやすくなります。摂取が偏ると血糖値のコントロールが難しくなります。
炭水化物は「でんぷん(複合炭水化物)」「糖質」「食物繊維」の3種類に分かれ、栄養表示の「総炭水化物」にはすべてが含まれます。糖尿病患者のエネルギーの40〜60%を炭水化物で摂ることが推奨されます。
インスリン治療を受けている場合は、食事と薬の関係を医師や糖尿病専門家と相談し、血糖値を上げすぎない食事内容を選びましょう。
インスリンを使用中に食べ過ぎると血糖値が上がり過ぎ(高血糖)し、逆に食事が足りないと血糖が下がりすぎ(低血糖)ます。低血糖の症状は動悸、震え、不安感などです。高血糖は頻尿、空腹感、のどの渇きが主な症状です。
運動のポイント
定期的な運動は血糖管理に非常に効果的です。ただし、診断直後に激しい運動を始めるのは危険です。数週間から数か月間、軽い運動で体を慣らすことが大切です。
どの運動が自分に合うかは医師と相談し、血糖値が安定しやすいメニューを選びましょう。散歩や軽いジョギングは初心者におすすめです。
運動前・運動中・運動後に血糖値を測定すると、身体の反応が分かりやすくなります。測定結果をもとに、運動の強度や時間を調整してください。
運動中は十分な水分補給を忘れずに。水分は血糖値の安定に役立ちます。
