ネイティブアメリカンにおける糖尿病の実情と対策
2型糖尿病は肥満や不健康な食生活、運動不足が主な原因ですが、遺伝的要因も大きく関与します。米国糖尿病協会(ADA)は、ネイティブアメリカンにおける糖尿病が深刻な健康問題であると指摘し、さまざまな対策を進めています。
要因
- ネイティブアメリカンは遺伝的に糖尿病や肥満になりやすいと米国国立衛生研究所が指摘しています。インスリン抵抗性が高く、膵臓が分泌するインスリンに対する反応が弱い傾向があります。
- 現代アメリカの座りがちな生活様式や高カロリー・高脂肪の食事が加わり、糖尿病が蔓延しています。
重要性
- Seva財団によると、ネイティブアメリカンの約7人に1人が糖尿病と診断されており、米国全体の約6%に比べてはるかに高いです。また、死亡率は一般人口の4倍に達します。
留意点
- ADAは、アリゾナ州のピマ族など特定の部族では成人の約半数が糖尿病に罹患していると報告しています。
ADAプログラム
- ADAが展開する「Awakening the Spirit」プログラムは、部族住民へ糖尿病に関する情報提供、健康的な食事選択、身体活動の重要性を啓発します。
Seva財団の取り組み
- Seva財団の「Diabetes Wellness Program」では、伝統的な栄養価の高い食材を再導入するコミュニティガーデンを支援しています。
トーキングサークル
- 同財団は「Diabetes Talking Circle」も実施し、参加者が予防・治療のための自らの戦略を立て、相互支援を受けられる場を提供しています。
これらのプログラムは、食習慣の改善や身体活動の促進、コミュニティの支援を通じて、糖尿病の罹患率低減を目指しています。
