糖尿病のスクリーニング検査
症状と兆候
糖尿病の患者は、頻尿、喉の渇きが止まらない、過度の空腹感、倦怠感や筋力低下、視界のかすみ、食欲不振、感染症の増加などの症状が現れます。1型糖尿病は症状が急激に出現し、2型は徐々に進行します。
尿検査
尿中に糖やケトン体が検出されると糖尿病の可能性があります。検査は、患者にトイレを利用させた後、一定時間水を飲ませてから採取します。
血液検査
症状が疑われる場合、即時に血糖値を測定することがありますが、正確な評価のために8時間以上の絶食が必要な検査が一般的です。主な検査は以下の通りです。
- 空腹時血糖測定(Fasting Plasma Glucose)
- 食後血糖測定(Post‑prandial Glucose) – 高炭水化物食後2時間の血糖値
- 経口ブドウ糖負荷試験(OGTT) – 3日間の高脂肪・高炭水化物食後、絶食8時間で実施し、糖分を含む飲料を飲んだ後に数回血糖を測定
基準値と留意点
空腹時血糖は70〜110 mg/dL が正常とされ、これを超えると糖尿病の疑いがあります。食後検査の場合は基準がやや高く設定されます。
経過観察
診断後は、血糖管理の状態を把握するために HbA1c(糖化ヘモグロビン)検査が行われます。HbA1c が7%以上の場合は、治療の遵守が不十分か、薬剤・インスリンの調整が必要です。
