糖尿病が引き起こすインフルエンザ様症状
血糖値が常に高い状態は糖尿病を示し、主に1型と2型に分類されます。1型は膵臓がインスリンを産生できなくなることで起こり、2型はインスリン抵抗性により血糖を下げるために余分なインスリンが必要となります。どちらのタイプでも、脱水が原因となるインフルエンザ様の症状が現れることがあります。
脱水
インスリンは血中の糖を取り込み、血糖値を調整しますが、糖尿病患者ではこの機能がうまく働かず、余分な糖は腎臓で濾過されて尿として排出されます。その際、体内の水分が尿とともに失われ、頻尿と脱水を引き起こします。
頭痛
頭痛は発熱や脱水によるインフルエンザの典型的な症状ですが、糖尿病でも高血糖に伴う脱水が原因で起こります。軽度から片頭痛程度の激しい痛みまで、程度は様々です。
イライラ
血糖値の変動や脱水、体調不良が重なることでイライラ感が生じます。血糖管理が不十分な場合や未診断の糖尿病で特に顕著です。
体重減少
インフルエンザで食欲が低下し活動量が減るのと同様に、糖尿病でも血中の糖がエネルギーとして利用できず、尿中に排出されるため体重が減少します。
倦怠感・筋力低下
インフルエンザでも倦怠感は一般的ですが、糖尿病では食事から得たエネルギーを十分に利用できないことや脱水が重なることで、持続的な疲労感や全身の筋力低下が起こります。
