糖尿病患者のための運動ガイド:効果と注意点
運動のメリット
肥満や過体重は糖尿病のリスクを高めますが、定期的な運動は体重管理を助け、血糖値を下げ、ストレスを軽減します。その結果、薬の使用量が減少する可能性があります。また、血行改善やコレステロール・血圧の低下にもつながります。
運動プログラムの始め方
運動習慣がない方や足にトラブルがある方は、ウォーキング、スイミング、サイクリングなど負荷の低いものから始めましょう。歩く・ジョギングする際は、足に合った快適な靴を選び、開始前に最低5分間のストレッチを行います。最初は1日5〜10分、週5回を目安にしてください。
中強度の運動
体重を減らしたい糖尿病患者は、1日30〜45分、週5回の運動を目指します。忙しい方は10分ずつに分けても構いません。低負荷のウォーキングや水泳に慣れたら、エアロビクス、早歩き、アイススケート、ローラーブレードなど心拍数と呼吸数を上げる有酸素運動に移行しましょう。
筋力トレーニングと柔軟性トレーニング
筋力トレーニングはウェイトや自重で筋肉と骨を強化し、カロリー消費を促します。柔軟性トレーニングは関節の可動域を広げ、ランニングやジョギングなどの負荷の高い運動に備える効果があります。
日常生活に運動を取り入れる
買い物や家事の合間にも体を動かすことができます。可能な限り歩く、エレベーターより階段を使う、掃除や庭仕事、芝刈りなどの家事を積極的に行いましょう。
スポーツで楽しくエクササイズ
野球、テニス、ソフトボール、スキー、バレーボールなどは、心拍数と筋肉量を同時に高めるため、糖尿病患者に適したスポーツです。
運動時の注意点
インスリンを使用している(主に1型糖尿病)場合は、食後に運動し、空腹時の運動は避けてください。血糖値が240 mg/dL以上の場合は運動を控え、120 mg/dL以下の場合は運動前にリンゴや牛乳などで血糖を上げましょう。高炭水化物の食品(ベーグルやフルーツなど)は血糖上昇に有効です。
