2型糖尿病臨床ガイドライン:症状・検査・予防・管理
2型糖尿病は、インスリンの働きが十分に発揮できず、血糖値が慢性的に高くなる状態です。1型糖尿病とは異なり、インスリン自体は分泌されていますが、体がそれを適切に利用できません。長期にわたる高血糖は、脳卒中・心疾患・神経障害・失明・腎不全など重大な合併症を引き起こす恐れがあります。本ガイドラインでは、早期発見から予防、日常的な管理までの具体的なポイントを解説します。
症状と検査
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主な症状は、倦怠感、喉の渇きと食欲増加、視力低下、夜間の頻尿、体重減少、傷が治りにくいことなどです。これらは糖尿病が進行する前に現れることがあります。
45歳以上で、特に肥満傾向にある方は、糖尿病検査を受けることが推奨されます。早期に血糖値を測定し、異常があれば医師に相談してください。
予防
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血糖値が正常上限を超えているが糖尿病と診断されない状態は「前糖尿病」と呼ばれます。前糖尿病は2型糖尿病や心血管疾患のリスクが高まるサインです。
予防策として、低脂肪・低カロリーで食物繊維を多く含む食事を心がけましょう。野菜、果物、全粒穀物を中心に、1,000kcalあたり約14gの食物繊維摂取が目安です。
また、毎日30分以上の中強度の運動(ウォーキング、スイミング、サイクリングなど)を取り入れ、体重が過剰な場合は現在の体重の5〜10%の減量を目指すと糖尿病予防に効果的です。
病状管理
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2型糖尿病と診断された後は、完全に回復することは難しいですが、適切な管理で合併症の進行を防げます。血糖自己測定は治療の要です。医師の指導のもと、血糖値を日々または数回/週測定し、結果を記録しましょう。
食事療法・運動療法に加え、必要に応じてインスリン注射や経口血糖降下薬を使用します。また、薬剤の副作用、感染症、アルコール摂取など、血糖に影響を与える要因を常にチェックし、医師や栄養士と連携して最適な治療計画を立ててください。
