血液を採取しない血糖測定の方法
糖尿病患者にとって血糖値(血糖)の管理は極めて重要です。血糖が長期にわたって高い状態が続くと血管や神経、眼、腎臓にダメージを与え、逆にインスリンや経口血糖降下薬で急激に血糖が下がると意識障害や痙攣、最悪の場合は致死につながります。
従来の血糖測定は指先を刺して血液を測定機に落とす方法ですが、1日4回以上行う必要があると多くの患者にとって精神的・肉体的な負担となります。そこで、血液を採取せずに血糖を測定できる非侵襲型グルコースメーターが開発されています。
血液なしで血糖を測定する手順
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専門医への相談
指先測定から非侵襲型測定へ切り替える場合は、まず内分泌科医や糖尿病専門医に相談しましょう。医師は服薬状況やインスリン投与スケジュール、過去数か月の血糖記録を確認し、HbA1cなどの検査結果を踏まえて適応可否を判断します。
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機器の選択肢を確認
医師と相談し、以下のような連続血糖モニタリング(CGM)システムから選択できます。
- FreeStyle Navigator®(Abbott)
- Seven® Plus(Dexcom)
- Guardian®(Medtronic)
- GlucoDay® S(A. Menarini)
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装着と使用方法の習得
センサーは上腕や腹部など皮膚の上に装着します。設定した測定間隔(最短で1分ごと)で血糖が測定され、データは受信機へ送信されて記録されます。指先測定で得た血糖値を用いて定期的にキャリブレーションを行う必要があります。
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目標範囲の設定
医師から指示された血糖の上限・下限を機器に入力します。設定した範囲を超えるとアラームが作動し、低血糖や高血糖を即座に検知できます。
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異常があれば速やかに受診
装着部位に皮膚刺激、感染、出血などの不快感が生じた場合はすぐに医師へ報告してください。
