インスリンポンプの正しいお手入れ方法
はじめに
インスリンポンプは糖尿病患者の生活を大きくサポートしますが、長く安全に使用するためには定期的なお手入れが欠かせません。以下に基本的なケア手順を紹介します。
ケア手順
- 1. 手をしっかり消毒し、インフュージョンセットは使用するまで密封したまま保管します。皮膚の挿入部位はIV用アルコールパッドや医療用綿棒で十分に拭き、感染防止とポンプ部品の清潔を保ちます。
- 2. インフュージョンサイトは自分に合った部位(腹部、臀部、太ももなど)に挿入し、部位をローテーションします。傷跡ができるとインスリンの吸収が悪くなり、ポンプの性能に影響します。
- 3. インスリンリザーバーをポンプに装着する前に、空気の小泡を必ず抜きます。小さな気泡が残っていると、注入ライン内のインスリン量が変わり、投与量に誤差が生じます。
- 4. Oリングは定期的に点検・交換します。機種により交換時期は異なりますが、ひび割れや劣化がないか確認し、しっかりとしたシールを保ちます。
- 5. インフュージョンセットに漏れや異常が見られたらすぐ交換し、定期的に新しいセットに取り替えます。交換を怠るとポンプの機能低下や寿命短縮の原因になります。
- 6. 閉塞(オクルージョン)に注意し、発生したら直ちにセットを交換します。ラインの折れやインスリンの結晶化が原因となりますが、多くのポンプは閉塞警告機能を備えています。
