糖尿病患者は1日にどれくらいの砂糖を摂取できるか?
砂糖は食べてもいいのか?
短い答えは「はい」です。糖尿病でも、適量であれば砂糖は健康的な食事の一部に組み込むことができます。砂糖は精製炭水化物であり、米やパスタと同様の血糖上昇効果があります。食物繊維を多く含む全粒果実・穀物・豆類・野菜と比べると血糖は速く上がりますが、バランスの取れた食事で適量なら問題ありません。米国糖尿病協会(ADA)も、糖尿病食に砂糖を含めても良いとしています。
問題は何か?
争点は「行動」にあります。多くの人は砂糖を別個に考えず、総炭水化物量に組み込むことを忘れがちです。たとえば、ポテト料理を抜いてケーキを一切れだけ食べるのは許容範囲ですが、ポテトとケーキの両方、さらには食事前にパンを少し食べると、炭水化物過多となり血糖コントロールが難しくなります。加えて、砂糖は脂肪分が多く栄養価が低い食品に含まれることが多く、少量の毎日の摂取でも二重の負担を与える可能性があります。
砂糖は潜んでいる
砂糖は意外な食品に潜んでいます。ジュース、乾燥果物、ピーナッツバター、スパゲッティソースなどは、糖尿病患者が気付かずに摂取しがちです。必ずラベルを確認し、含有量を把握しましょう。
欲求を抑える方法
甘いものへの欲求を満たすには、低糖・高栄養の代替品を選びます。ダークチョコレートは砂糖が少なく抗酸化物質が豊富です。低脂肪・低糖ヨーグルトにフルーツを添える、あるいは人参やパイナップルを使った手作りのキャロットケーキなどが有効です。
最終的な答え
糖尿病患者は血糖値の安定を保つため、炭水化物全体を計算し、1日の摂取量を食事全体でバランスさせる必要があります。食事は1日を通して均等に配分し、各食品の栄養価を評価しましょう。例えば、午後にカップケーキを食べた場合は、速歩きでカロリーを消費するか、夕食の炭水化物を減らすといった調整が考えられます。許容できる炭水化物量は体重や性別、個々の目標により異なるため、栄養士や医師と相談して設定してください。
