ガスが出やすい食品とその対策

ガスの排出は、げっぷとおならという2つの形で行われる生理的な現象です。食事内容は体内にたまるガス量に大きく影響します。米国消化器学会によると、ガスがたまる主な原因は、体が消化できない酵素を含む食品(食物不耐症)の摂取、腸に到達する前に完全に消化されない食品の摂取、そして食事中に過剰に空気を飲み込むことです。

乳製品

乳糖不耐症の人は、乳製品を摂取するとガスが過剰に発生しやすくなります。小腸で乳糖を分解する酵素ラクターゼが不足すると、乳糖は未消化のまま大腸へ届きます。大腸の腸内細菌が乳糖を発酵させることでガスが発生し、膨満感や腹部不快感を引き起こします。

炭水化物

デンプン、砂糖、食物繊維などの炭水化物は、消化されずに大腸へ届くことがあります。大腸内の細菌がこれらを分解する過程でメタンなどのガスが生成され、直腸から排出されます。

野菜

ブロッコリー、カリフラワー、芽キャベツ、キャベツなどの十字花科野菜も、消化されずに大腸へ到達し、炭水化物と同様の理由でガスが発生します。普段は生野菜の摂取が少ない人が急に生野菜中心の食事に切り替えると、2〜3週間ほどガスや膨満感が増えることがありますが、体が慣れれば症状は改善します。

空気の摂取

ガムを噛む、のど飴や咳止めシロップを舐める、早食いなどで空気を多く飲み込むと、胃から上部へげっぷとして排出されます。炭酸飲料も飲み込む空気が増えるため、げっぷの回数が増える原因となります。

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