胃酸逆流は感染しますか?
胃酸逆流(胃食道逆流症)は、胃の酸が食道に逆流することで起こる慢性的な疾患です。胸やけ、声がれ、膨満感、げっぷなどの症状がよく見られます。感染性ではなく、他人にうつることはありません。
原因
下部食道括約筋(LES)は、食べ物が胃に入る際に一時的に開く筋肉です。特定の食品や生活習慣がこの筋肉を緩めると、胃酸が食道へ逆流しやすくなります。
逆流を引き起こしやすい食品
- チョコレート、ペパーミント、乳製品、柑橘類やジュース、トマト系料理
- 辛いもの、脂肪分が多いもの、揚げ物
- アルコールやカフェイン(LESの機能を妨げる)
リスク
放置すると食道粘膜が胃酸で侵食され、食道潰瘍や食道がんへ進行する可能性があります。
治療法
市販の制酸薬(抗酸剤、プロトンポンプ阻害薬、H2ブロッカー)を食事の30分前または直後に服用し、胃酸の分泌を抑えます。症状が続く場合は医師に相談してください。
予防策
- 逆流を誘発する食品を避ける
- 締め付けの強い服装は避け、ゆったりした服を着る
- 食後少なくとも2時間は横にならない(重力で逆流を防止)
