コラーゲン性大腸炎の食事と栄養管理
コラーゲン性大腸炎は結腸粘膜の結合組織(コラーゲン)が炎症を起こす疾患です。主な症状は水様性の慢性下痢で、1日4回から20回程度の排便が見られます。治療は段階的に行われ、まずは食事療法が基本です。ここでは腸への負担を減らすための具体的な食事のポイントを紹介します。
脂肪の削減
- 揚げ物は避け、サラダやグリル料理に置き換えましょう。低脂肪・無脂肪の製品を選ぶと効果的です。
- 肉類は脂身の少ない部位を選び、皮なしの鶏肉や魚を積極的に取り入れます。加工肉(ホットドッグやペパロニ)は控えましょう。
- 調理に油が必要な場合は、オリーブオイルやカノラ油を少量使用し、心血管にも配慮した選択を。
- チーズや高脂肪の乳製品は避け、メニューから除外します。
乳糖の除去
- 乳糖は腸を刺激しやすいため、チーズや乳製品は控えます。代替として豆乳や米乳を利用し、料理にも活用できます。
- 乳糖フリーの牛乳代替品(例:ラクトアイド)も選択肢に入れましょう。
- 加工食品には隠れた乳成分が含まれることがあります。成分表示で「ミルク」「乳固形物」「ホエイ」などの表記がないか必ず確認してください。
カフェインの削減
- カフェインは腸刺激が強いため、デカフェコーヒーやカフェインフリーの炭酸飲料に切り替えます。
- チョコレート菓子にも微量のカフェインが含まれるため、摂取を控えましょう。
- 一部の頭痛薬や鎮痛剤にカフェインが添加されていることがあります。薬剤ラベルを確認し、カフェイン不使用の製品を選びます。
その他の除くべき食品
- 辛い食品やアルコールは腸を刺激しやすいので避けます。
- ガスを発生させやすい食材(生の果物・野菜、豆類、カリフラワー、ブロッコリー、キャベツなど)は加熱してもガスが出やすいため、できるだけ除外します。
