胆石は体外へ排出されることがあるか?

胆石とは何か

胆嚢は右上腹部に位置し、梨の形をしています。胆嚢内で胆石が形成されます。胆石は、胆汁中のコレステロールが過剰になると胆汁が固まり、石状になるものです。

胆石が「消える」現象

稀に胆石は胆嚢内で溶解し、画像検査で確認できなくなることがあります。これは胆石が自然に消失したように見える現象です。

総胆管への移行

溶解しなかった胆石は、胆嚢と肝臓から胆汁を小腸の十二指腸へ運ぶ総胆管を通過することがあります。総胆管に胆石が入る状態は「総胆管結石症(胆管結石症)」と呼ばれます。大きな結石は胆管を閉塞し激しい痛みを引き起こす一方、小さな結石は腸を通過し大腸へ到達します。

大腸での経過

小腸・総胆管を通過した小さな胆石は、まれに大腸で閉塞を起こすことがあります(胆石腸閉塞)。多くの場合は手術で除去されますが、閉塞を起こさない結石は直腸から排泄されます。

痛みと注意点

胆石が体内を通過すると、腹部に激しい痛みが生じることがあります。痛みは結石が通過した後に徐々に軽減しますが、持続的な激しい腹痛は重大な疾患のサインとなるため、必ず医師の診断を受ける必要があります。

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