慢性便秘にやさしい対策
慢性便秘は糖尿病や甲状腺機能障害など他の疾患の症状であることがあります。また、大腸の形態異常が原因になることもあります。適切な治療は複数の対策を組み合わせることで効果的です。
食物繊維療法
- 食事に含まれる食物繊維の量を徐々に増やします。急激に増やすとガスや膨満感が出やすいので注意してください。
- 必要に応じてメタミューシルやベネフィバーなどの繊維サプリを利用します。
- 繊維を増やす際は十分な水分を摂取することが重要です。水分が不足すると逆に便秘が悪化します。
便軟化剤
- 便軟化剤は便を柔らかくし、排便時のいきむことを減らします。いきみ過ぎは痔核(裂れた血管)を引き起こし、痒み・出血・痛みの原因となります。重症例では外科的処置が必要になることもあります。
グリセリン坐薬
- 坐薬を直腸に挿入します。グリセリン坐薬は硬くなった便を潤滑し、直腸内で溶けて約1時間以内に排便を促します。
浣腸
- 最終手段として浣腸を使用します。市販のフリート浣腸や、流水・石鹸液・食塩を混ぜた自家製の液体があります。
- 重度の便秘では、2クォート(約2リットル)容量の浣腸バッグを用いて、硬く乾いた便を腸の上部まで届かせます。
