胃ウイルスに感染した子ども向けの食事とケアのおすすめ
胃腸ウイルスは子どもに最も一般的に見られる疾患のひとつで、インフルエンザウイルス、アストロウイルス、カリシウイルス、アデノウイルス、ロタウイルスなどが原因です。ウイルスが腸の粘膜を炎症させることで、発熱、吐き気、腹痛、嘔吐、下痢といった症状が現れます。症状は数時間で治まることもあれば、数日続くこともあります。感染中は十分な水分を取り、食欲があるときは普通の食事を続けることが大切です。
水分補給
脱水は胃腸ウイルスの最大の合併症です。重度の脱水は入院や点滴が必要になることがあります。子どもには小児用電解質飲料(例:Pedialyte)を与えましょう。電解質飲料は体内の水分・ミネラル・ナトリウムバランスを保つのに役立ちます。スーパーのベビーフォーミュラコーナーや薬局のベビー用品コーナーで購入できます。子どもがいつでも飲めるようにし、好きなだけ飲ませてください。炭酸飲料、フルーツジュース、ゼリーなどの甘い飲料は下痢を悪化させるため避けましょう。
固形食
食欲があるときは普通の食事を与えて構いませんが、脂肪分の多い食べ物は避けましょう。多くの医師は「BRAT-Y」食(バナナ、米、リンゴソース、トースト、ヨーグルト)を推奨します。子どもが1〜2日食べたがらないことはよくありますが、その間は水分補給が確保できていれば問題ありません。数日で自然に食欲は回復します。
その他のポイント
- 市販の胃腸薬は子どもに与えないでください。副作用で症状が悪化することがあります。発熱がある場合は、タイレノールやモトリンなどの解熱剤を医師の指示のもと使用できます。
- 嘔吐が2日以上続く、または脱水症状(口が乾く、尿の回数が減る、極度の眠気や渇き)が見られる場合はすぐに医師に相談してください。
- ロタウイルスによる重症感染を防ぐワクチンがあります。まだ接種していない場合は、小児科医に相談し、接種可能か確認しましょう。
