胆道コリックと食事のポイント

胆道コリック(胆嚢の痙攣)は、胆石や胆嚢炎が原因で、右上腹部に急に現れる激しい痛みが特徴です。痛みは30分から数時間続き、背中や右肩に放散することがあります。嘔吐、下痢、発熱を伴うこともあります。脂肪やコレステロールの多い食事は発作を誘発しやすいため、食事管理が重要です。

低脂肪・低コレステロールの食事を心がける

  • 胆汁は脂肪の消化に必要ですが、過剰な脂肪摂取は胆石や胆嚢炎の原因になります。1日の脂肪は30g以下に抑え、胆嚢への負担を減らしましょう。

食物繊維を豊富に摂る

  • 複合炭水化物を中心とした食事は消化機能を整え、胆石の予防にも効果的です。全粒粉のパンやシリアル、パスタ、玄米などの不溶性繊維、そして果物や野菜に含まれる水溶性繊維を積極的に取り入れましょう。

単純糖類・精製炭水化物を控える

  • 加工食品や菓子類に多く含まれる単糖や精製炭水化物は発作を誘発しやすいです。高脂肪・高糖分のケーキやアイスクリームは、シャーベットや無脂肪ヨーグルト、エンジェルフードケーキなどの低カロリーな代替品に置き換えましょう。「強化」や「エンリッチ」などの表示がある食品は避けてください。

脂肪分の少ないタンパク質を選ぶ

  • 魚、鶏肉、赤身の豚肉や牛肉、脂肪分95%以上のハムなどは、脂肪の多いサラミやベーコンより適しています。調理は揚げずに、グリルやオーブンで焼くことをおすすめします。

十分な水分を摂取する

  • 水は体内の老廃物や余分なコレステロールを排出し、胆汁の生成を助けます。1日6〜8杯(約1.5〜2リットル)の水を飲み、消化と栄養吸収をサポートしましょう。

消化器の健康 - 関連記事