子どもの逆流性食道炎(GERD)対策食事法
逆流性食道炎(GERD)は、食道へ酸が持続的に逆流する疾患です。食道の末端にある下部食道括約筋が頻繁に開いたり、十分に閉じなかったりすると起こります。子どものGERDは、虫歯や栄養不良、食道潰瘍・炎症を引き起こすほか、嘔吐や気管支炎、慢性咳、肺炎などの呼吸器症状も見られます。
症状を和らげる可能性のある食品
- 食物繊維が豊富な全粒穀物、野菜、果物(柑橘類は除く)を積極的に摂取すると消化が促進され、GERDの症状が軽減されることがあります。
- オメガ‑3脂肪酸を含む魚介類は体内の炎症を抑える働きがあるため、定期的に取り入れると良いでしょう。
症状を悪化させやすい食品
- 脂肪分の多い食品、辛い料理、にんにく、玉ねぎ、トマト、ペパーミント、柑橘類、チョコレートは避けるか、極力控えましょう。
症状を悪化させやすい飲料
- 柑橘系ジュース、炭酸飲料、カフェイン入り飲料は逆流を誘発しやすいので、できるだけ摂取しないようにします。
症状を悪化させやすい食習慣
- 就寝直前の大量の食事や、寝る前の間食は逆流を促進します。これらは避けるようにしましょう。
症状を改善する食習慣
- 最後の食事は就寝の少なくとも3時間前に済ませると、胃の内容物が減少し逆流しにくくなります。
- 一回の食事量を少なめにし、回数を増やすことで胃への負担を軽減できます。
食事・習慣の改善だけでは不十分な場合
- 重度のGERDでは、食事や生活習慣の見直しだけでは症状がコントロールできないことがあります。その際は医師の指導のもと、適切な薬物療法が必要です。
