肝臓と胆嚢のフラッシュ法とは
種類
フラッシュ方法は多数ありますが、代表的なのはアップルジュース断食です。実施前に肝臓と胆嚢の準備として、2〜3週間にわたり1日1回、漢方の「冷錢草」(Cold Coin Grass)を大さじ1杯摂取します。便秘がある場合は、ベントナイトクレイとサイリウムハスクを使って腸内を清掃します。クレイ大さじ1を水1カップに12時間浸し、サイリウムハスク大さじ1を加えて混ぜ、就寝前に温水1カップとともに全量を飲みます。朝は水2カップを飲み、便秘が解消するまで繰り返します。便秘がない方はこの工程は省略してください。
フラッシュの具体的な流れは次の通りです。
- 1日目:室温のアップルジュースを2カップずつ、2時間ごとに計12時間飲みます。この間は水は飲んでも構いませんが、食事は一切しません。
- 2日目:同様にアップルジュースを飲み続け、終了後にエクストラバージンオリーブオイル1/2カップとレモン汁1/2カップを混ぜたものを摂取します。そのまま右側を向いて寝ます。
- 3日目:温めた浄水4カップに無添加海塩小さじ2を溶かし、30分後にブロスと柔らかく煮た野菜を少量ずつ戻します。胆嚢結石が全て排出できなかった場合は、次回のフラッシュ前に肝臓のデコンジェスションとして「Chinese Bitters」と「冷錢草」を併用してください。
期間
フラッシュは2か月に1回、または年に2回の頻度で行うのが目安です。胆嚢結石が多数ある場合は、完全に石がなくなるまで複数回実施します。前回のフラッシュ直後に再度行うと、結石がまだ排出準備できていない可能性があるため、効果が減少します。肝臓と胆嚢の健康維持のため、年間最低2回は実施することを推奨します。
効果
フラッシュ後は胆嚢結石に起因する腹痛や不快感が一時的に緩和されます。胆嚢は古い結石を前方へ移動させ、次回のフラッシュで排出しやすくなります。また、排便は水様になることがありますが、これは古い胆汁が肝臓から流出しているサインです。
メリット
定期的にフラッシュを行う人は、肝臓や胆嚢のうっ血による不快感が軽減されると報告しています。腹部痛だけでなく、首・背中・肩・胸部への放散痛も和らぎます。さらに、胆管や胆嚢の感染リスクが低下し、にきび、胸焼け、アレルギー、消化不良、倦怠感、コレステロール上昇といった症状の改善が期待できます。
注意点
アップルジュースは糖分が高いため、糖尿病、癌、低血糖、胃潰瘍、酵母感染症の方は大量摂取を避けてください。その代わりに、マリック酸(クエン酸)を1000〜2000mgのカプセルまたは粉末で摂取し、温水2カップで飲むと代替できます。肝臓・胆嚢の機能を維持する基本は、バランスの取れた食事です。高脂肪・揚げ物・精製糖の過剰摂取は控え、必要に応じて医師や栄養士に相談してください。
