セリアック病の症状の見分け方

セリアック病とは

セリアック病は、小腸がグルテン(小麦、ライ麦、大麦に含まれるタンパク質)に対するアレルギー反応を起こす疾患です。グルテン腸症(Gluten Enteropathy)や非熱帯性腸炎(Nontropical Sprue)とも呼ばれ、腸が栄養素を吸収できなくなるため、健康に必要なビタミンやミネラルが不足します。

治療せずに放置すると、極端な体重減少や栄養失調を招き、さまざまな合併症を引き起こす可能性があります。症状を正しく把握し、グルテンフリー食を始めることで、数週間で体調が大幅に改善されます。

セリアック病は乳幼児や小児に多く見られますが、家族歴がある成人でも突然発症することがあります。

症状のチェックポイント

  1. 体重減少:乳幼児がシリアルを食べ始めた後に原因不明の体重減少が見られる場合や、成人でも数か月から数年かけて徐々に体重が減り、数週間で急激に減少することがあります。
  2. 食欲不振:乳幼児や小児は食べ物を拒む、頭を背けることがあります。成人は栄養吸収不良や全身の不快感により食欲が低下し、食べ物を受け付けにくくなります。
  3. 便の異常:便が薄い色で、悪臭があり、かさばることが多いです。また、ガスが頻繁に出るのもグルテン除去を試みる体の反応です。
  4. 腹部の膨満感・痛み:腹部が膨らんでいる、触れると不快感や痛みがある場合は、下部消化管に問題があるサインです。年齢に関わらず医師の診察が必要です。
  5. 倦怠感・疲労感:栄養不足により倦怠感、疲れやすさ、眠気が増し、気分や性格にも影響を与えることがあります。

これらの症状が見られたら、専門医に相談し、血液検査や内視鏡検査でセリアック病の有無を確認しましょう。

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