モネラ界の消化はどこで行われるのか?

従来の分類でいうモネラ界(現在は原核生物と呼ばれる)には、多細胞動物のような消化管は存在しません。細菌やシアノバクテリアは、種ごとに異なる栄養取得方法を用いています。

モネラ界の栄養形態

従属栄養(ヘテロトロフィー)

一部の細菌は外部消化を行います。細胞外に酵素を分泌し、周囲の有機物を分解して得られた小分子を細胞内に取り込みます。この方式は自由生活菌や共生菌に広く見られます。

自家栄養(オートトロフィー)

シアノバクテリア(青緑藻)は光合成を行い、太陽光エネルギーを化学エネルギーに変換します。光合成により二酸化炭素と水から糖やタンパク質などの有機化合物を自ら合成します。

要するに、モネラ界は中央集権的な消化系を持たず、従属栄養種は外部で酵素分解を行い、自家栄養種は光合成で必要な栄養を作り出すという二つの戦略で生存しています。

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