クローン病の再燃期におすすめのやさしい食品6選

クローン病の再燃期に役立つ食事のポイント

クローン病の再燃(フレア)時は、食事が症状の強さに大きく影響します。刺激になる食品もあれば、緩和してくれる食品もあります。

低FODMAP食を試す

多くの消化器専門医は、再燃期に低FODMAP(発酵性オリゴ糖・二糖・単糖・ポリオール)食を推奨します。FODMAPは腸内で発酵しやすく、ガスや膨満感、下痢を悪化させることがあります。ただし、トリガー食品は人それぞれで、ある人に合う食材が別の人には合わないこともあります。自分に合うものを見つけるために、食事日記をつけながら少しずつ試すことが大切です。

症状緩和に役立つ6つの食品

1. ギリシャヨーグルト

滑らかな食感で炎症がある腸に優しく、タンパク質が豊富です。プロバイオティクスを含む生きた菌は腸内環境を整える可能性があります(2022年の体系的レビューでも腸炎症の軽減が示唆されています)。乳糖不耐症の場合は、乳糖フリーやギリシャヨーグルトを選び、下痢やガスの発生を防ぎましょう。

2. バナナ

柔らかく食べやすい果物で、特にやや未熟なものはFODMAPが少なく、症状を悪化させにくいです。カリウムを多く含み、下痢で失われがちな電解質の補給に役立ちます。ブルーベリーやキウイ、メロン、ブドウ、オレンジ、パイナップルなどの低FODMAP果物も少量ずつ取り入れましょう。

3. ニンジン

βカロテンを多く含む抗酸化物質で、抗炎症効果が期待されます。再燃期は柔らかくなるまで煮るか、ピューレにして消化しやすくすると良いでしょう。

4. 白米・米製品

繊維が少ない精白米は、玄米に比べて消化が楽です。FODMAPも低いため、再燃期の主食として適しています。ライスケーキや米麺なども同様の特性を持ち、食事に取り入れやすいです。

5. じゃがいも(皮を除く)

皮には不溶性食物繊維が多く刺激になることがありますが、ホクホクした果肉は腸に優しいです。マッシュポテトは特に消化しやすく、バナナ同様にカリウムを供給します。

6. 卵

高品質なタンパク質と必須栄養素を含みます。再燃期はしっかり加熱したゆで卵やスクランブルエッグなど、消化に負担をかけない調理法が推奨されます。

症状が落ち着いたら、徐々に地中海食スタイルのバランスの取れた食事へ移行すると良いでしょう。食事変更は必ず担当消化器医と相談し、必要に応じて登録栄養士の指導を受けてください。栄養目標が達成しにくい場合は、医療チームがサプリメントを提案することもあります。

さらに情報や仲間との交流を求める方は、IBD患者向けオンラインコミュニティ「Bezzy IBD」も活用できます。


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