ディスカルキュリアの学習活動
ディスカルキュリアとは?
ディスカルキュリアは、数学の習得が困難になる学習障害です。読み書き障害であるディスレクシアと同程度の頻度で、人口の約5%が罹患していると推定されています。
ディスカルキュリアの課題
ディスカルキュリアの人は、数的推論、計算(足し算・引き算・掛け算・割り算)、数学的記憶、筆記、順序付け、口頭での数学表現、空間認識などで困難を抱えます。記憶や情報検索の遅れ、処理エラーが生じやすく、生涯にわたって対処戦略が必要です。「数字が頭から抜けてしまう」「大きな数は未知の言語のように見える」などと表現されます。
学習活動:読書
ディスカルキュリアの多くは読解力が高く、視覚教材が有効です。例えば、イラスト付きのハンドブック『Teach Yourself Visually: Algebra』などが活用できます。
学習活動:可視化
従来の数式だけの指導では理解が進まないことがあります。代わりに、数字を物体で表した絵を使うと、視覚・触覚学習者の概念把握が促進されます。
学習活動:体験型
演劇的なアプローチも有効です。例えば、分数を使ってケーキを作るシナリオを、プラスチック製の食材や計量カップ、シェフ帽を使って実演します。
学習活動:プログラム
「Davis Math Mastery Program」などの学習プログラムは、8歳以上を対象に、約1週間で数学への不安感を軽減し、視覚的に数学を「見る」ことを支援します。
