松葉杖が必要になる条件

松葉杖は、歩行に支障のあるさまざまな状態で使用される移動補助具です。状態によっては生涯にわたって使用が必要な場合もあれば、短期間だけの使用で済む場合もあります。

脳性麻痺

脳性麻痺は、軽度から重度まで幅広い症状を示す複雑な疾患です。「麻痺」とは、動作や姿勢に問題があることを指します。歩行時にハサミ歩行(足が交差して歩く)や、筋肉の弱さ・硬直が見られる場合、前腕用松葉杖(一本または二本)が必要になることがあります。

脊髄披裂(スピナビフィダ)

脊髄披裂は胎児期に神経管が完全に閉じない先天性欠損です。根本的な治療法はなく、生涯にわたり運動機能に影響を与えることがあります。そのため、松葉杖やブレース、車椅子といった補助具が必要になることがあります。

捻挫・骨折

下肢に起こる捻挫や骨折は、歩行能力を低下させます。軽度の捻挫は氷や鎮痛剤、挙上で対処できますが、重度の場合は松葉杖で体重をかけずに歩くことが推奨されます。骨折の場合は整形外科的処置(ピン、ロッド、キャスト)を受け、キャスト装着中は松葉杖が必要です。

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