ディスレクシアは障害差別法で保護されるのか?
ディスレクシアとは?
国際ディスレクシア協会は、ディスレクシアを「神経学的かつ遺伝的な状態で、言語の習得と処理に影響を与える」ものと定義しています。知能は平均でも、単語の発音、綴り、書字に困難を抱えることがあります。
障害差別法(Disability Discrimination Act)とは
1995年にイギリスで制定された障害差別法(DDA)は、障害とみなされる条件を定義し、雇用主が差別的取り扱いをしないよう指針を示しています。
DDAにおけるディスレクシアの扱い
DDAの第1部では、ディスレクシアが「日常生活の通常の活動を行う能力に対し、実質的かつ長期的に悪影響を及ぼす」場合に障害として認められます。
適用範囲の判断基準
DDAはディスレクシアに関して解釈の余地があるため、障害として認定されるには専門的な診断や測定が必要になることがあります。差別訴訟では医療機関の評価結果が重要です。
他国におけるディスレクシアの位置づけ
米国では1990年に「障害をもつ米国人法(Americans with Disabilities Act, ADA)」が制定され、DDAと同様に障害者の雇用差別から保護しています。米国でもディスレクシアはADAの対象となり得ます。
差別から身を守るためにできること
イギリス・米国に関わらず、従業員としての権利を理解し、雇用主に障害の診断書や支援策の文書を提示できるようにしておくことが重要です。必要に応じて合理的配慮の要求を行いましょう。
