ELISAが高感度な理由とは?
ELISA(酵素結合免疫吸着測定法)は、インターロイキンやタンパク質、抗体などの濃度を測定する信頼性の高い手法です。その高感度が研究や診断で広く利用される理由を解説します。
抗体の感度
ELISAは抗体を検出に利用するため非常に感度が高いです。抗体は特定の抗原だけを捕捉する「血の犬」のような役割を果たし、例えばHIV抗体を検出する際には、ELISAの検出抗体がHIV抗体にのみ結合します。類似した分子構造に騙されにくい点が高感度の要因です。
汚染の影響
ELISAは汚染にも敏感です。ピペット先端を使い回したり、洗浄バッファやコーティングバッファにサンプルが混入したりすると、偽陽性が生じます。ごく少量の混入でも検出されるため、実験手順の厳格な管理が必要です。
インキュベーション時間
インキュベーションは抗体と抗原がウェルにしっかり結合するための重要な工程です。時間が不足したり手順を省略すると、結合が不十分となり、洗浄ステップでサンプルが流れ落ちてしまい、正確な測定ができません。
