スイムブレーダー症候群(水泳膀胱症候群)
概要
スイムブレーダー(ガスブレーダー)とは、魚の体内にある小さな袋で、浮力を調整する役割があります。膨らませれば浮力が増し、縮めれば浮力が減ります。この袋が機能しなくなると、バランスが崩れ、正常に泳げなくなります。
症状
- 体が斜めに泳ぐ
- 水槽の上部に浮かび続ける、または底に沈む
- 泳ぎながら激しく苦しむ様子が見られる
- 背骨が曲がっている、腹部が膨らんで見えることがある
- ほとんど動かず、たまに急に水面へ向かう
原因
最も一般的な原因は便秘です。腸が膨らんでスイムブレーダーを圧迫し、形を変えてしまいます。その他、ウイルス感染、細菌感染、外傷、遺伝的要因などもあります。特に体が丸い魚は、腸が膀胱に近いため罹りやすいです。
治療法
治療法はケースバイケースですが、まずは数日間絶食させると効果的です。消化を助けるために、半分凍らせたグリーンピース(食物繊維が豊富)を与えると良いでしょう。水温を適正に保ち、水質を清潔に保つことも重要です。改善しない場合は獣医師に相談してください。
予防策
脂肪分の多い餌や乾燥フレークは避け、与える場合は必ず水で浸してからにします。餌は一度に大量に与えるのではなく、1日数回に分けて少量ずつ与えると腸の負担が減ります。清潔な水槽と高品質な水は、感染症から魚を守る最善の防御です。
