ICDコードとは何か?意味と概要

ICDコードは、疾病・症状・医療状態を国際的に統一して記述するシステムです。最新バージョンでは12,000を超えるコードが利用可能です。

管理機関

ICDは "International Classification of Diseases"(国際疾病分類)の略称で、国連の世界保健機関(WHO)が管理しています。

意義

疾病や状態の識別を標準化することで、各国間の健康統計を比較しやすくなり、公共衛生活動の調整が円滑になります。

システムの現状

現在主に使用されているのは ICD-10 で、前バージョンの ICD-9 に比べ約2倍のコード数を提供しています。多くの国は ICD-10 のみを使用していますが、米国は両方を併用しています。

米国での利用状況

米国の医療制度では、ICD-9 が「罹患」(生存者の疾病や状態)に、ICD-10 が「死亡原因」(死亡時の原因)にそれぞれ使われています。連邦政府はすべてのメディケア・メディケイド請求書に ICD-9 コードの使用を義務付けており、ICD-10 の導入が遅れる要因となっています。

ICD-9 と ICD-10 の違い

ICD-9 は最大5桁の数字のみで構成されますが、ICD-10 は先頭が英字で最大6文字(数字+英字)です。そのためコード体系は大きく異なります。例として、喘息発作は ICD-9 では "493.92" と表記されますが、ICD-10 では重症度に応じて "J45.21"、"J45.41"、"J45.51" などと表記されます。

コードの検索方法

ICDコードの検索は、リソース欄に掲載されているオンラインデータベースをご利用ください。

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