副鼻腔のMRI検査について

MRIとは

磁気共鳴画像(MRI)は、強力な磁石とラジオ波を利用して体内の断層画像を取得する放射線検査です。検査は放射線技師が実施し、撮影された画像は放射線科医が診断します。検査中に痛みはありません。

検査手順

副鼻腔のMRIを受ける際は、患者は仰向けにテーブルに横たわり、テーブルが装置内にスライドします。検査中はできるだけ動かずに静止するよう指示されます。

画像の評価

撮影された画像は放射線科医が詳細に読み取り、異常の有無や病変の特徴を評価します。

診断価値

副鼻腔の疾患診断では、CT(コンピュータ断層撮影)の方が一般的に有用とされていますが、特定の病態(例:軟部組織の浸潤や腫瘍の評価)ではMRIが最適な選択肢となります。

主な適応症状

以下のような症状や所見がある場合にMRIが検討されます。

  • 鼻汁の異常分泌や持続的な鼻血
  • 嗅覚低下や嗅覚消失
  • 副鼻腔外傷の既往
  • 前回のX線・CTで異常が認められた場合、または慢性的な鼻閉と疼痛が続く場合

主な用途

MRIは以下の目的で使用されます。

  • 副鼻腔真菌感染の有無の確認
  • 軟部組織や周囲組織の浸潤評価
  • 炎症性副鼻腔炎、悪性腫瘍、頭蓋内合併症の検出

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