COPD(慢性閉塞性肺疾患)とは何か?
概要
慢性閉塞性肺疾患(COPD)は、呼吸に障害をもたらす疾患群です。米国疾病管理予防センター(CDC)によると、COPDは米国の主要な死亡原因のひとつとなっています。
症状
- 肺気腫(エムフィーゼマ):息切れや喘鳴(ぜんめい)が主な症状です。
- 慢性気管支炎:息切れ、繰り返す呼吸器感染、特に朝に起こる長時間の咳や喉のクリアリングが見られます。
- 喘息:COPDの一部として併存することがあり、発作的な呼吸困難や喘鳴が現れます。
原因
主な原因は長期間にわたるタバコ喫煙です。煙や大気汚染物質が気道に入り、気管支や肺胞を傷つけます。稀に遺伝性疾患が関与するケースもあります。
治療法
- 呼吸器感染が起きた場合は抗生物質で治療。
- 吸入ステロイドや気管支拡張薬(ブロナコダイレータ)を使用し、炎症を抑え気道を広げます。
- 禁煙と汚染物質の回避は治療の根幹です。
予防策
最も効果的な予防は喫煙をやめることです。また、受動喫煙、化学汚染物質、粉塵などの長時間曝露もできるだけ避けるか、減らすことが重要です。
