爪白癬(爪真菌)の光療法
爪白癬は爪に真菌が感染する病気で、放置すると爪板が損傷し、爪床から剥がれたり、爪が厚く変色したりします。米国では40歳以上の約20%が罹患しており、抗菌剤だけの簡易的な処置では効果が低いことが多いです。
標準的な治療法
- 口腔内投与薬と外用クリームが主流です。口腔薬は肝臓や腎臓への毒性リスクがあり、外用クリームは一時的に症状が緩和するものの、真菌が再発しやすいです。さらに、爪全体を除去してからクリームを塗布する方法は、痛みや見た目の問題、再生した爪が不完全になるリスクがあります。
紫外線光治療
- 紫外線(UV)照射は、爪を削らずに爪表面や爪床下の真菌に直接働きかけます。爪自体を傷つけず、ほとんど痛みがなく、同時に環境中の真菌胞子も除去できるため、再感染リスクが低減します。欠点は1回あたり約1,000ドルと高額になる点です。
治療の流れ
- 医師の診察後、治療予約を行います。UV光源を真菌が確認できる爪に直接照射し、約30分間実施します。多くの患者は無痛で、温かさや軽いチクッとした感覚を感じる程度です。施術後はそのまま日常生活に戻れます。真菌の重症度に応じて、1回で完了するケースもあれば、追加で数回の照射が必要になることもあります。
