嚢胞性線維症の症状とサイン
嚢胞性線維症は、遺伝子変異により塩分の細胞内外の移動が異常となり、重度の肺障害や栄養吸収不良を引き起こす疾患です。現在根治療法はなく、症状緩和が治療の中心です。
肺
- 粘稠な粘液が肺にたまり、咳や喘鳴(ぜんめい)が頻繁に起こります。
腸・消化器官
- 脂肪の多い臭いの強い便が出ることがあります。腸閉塞を起こすこともあり、特に新生児は便が大きくなることがあります。
指・爪(デジタル)
- 指や足の爪が肥大し丸みを帯びる「指爪肥大(クラブニング)」が見られます。クラブニングは嚢胞性線維症だけでなく、心疾患や他の肺疾患でも起こります。
成長
- 新生児期に成長不良が見られ、子どもになると身長や体重の伸びが遅れがちです。
注意点・管理
- 定期的に医師の診察が必要です。頻繁に起こる呼吸器感染症は早期に治療することが重要です。
適切な管理とリハビリテーションにより、生活の質を保つことが可能です。
