バセドウ病(グレーブス病)の治療法は?

バセドウ病(グレーブス病)は免疫系の異常により甲状腺が過剰にチロキシンを分泌し、代謝が亢進する病気です。体重減少、疲労、発汗、不眠、動悸、手の震えなど様々な症状が現れます。治療法は薬物療法から手術まで多岐にわたります。

抗甲状腺薬

メチマゾールやプロピルチオウラシルなどの処方薬は、甲状腺が過剰にチロキシンを産生するのを抑制します。通常1〜2年間服用し、病状が寛解すれば中止します。メチマゾールは比較的安全とされていますが、どちらも肝障害のリスクがあります。

放射性ヨウ素治療

経口の放射性ヨウ素を時間をかけて投与すると、過活動な甲状腺細胞が破壊され、甲状腺が縮小します。症状の改善には数週間から数か月かかります。眼症状がある場合は推奨されません。

ベータ遮断薬

ナドロール、メトプロロール、アテノロール、プロプラノロールなどのベータ遮断薬は、震えや不安、頻脈などの症状を緩和し、チロキシンの作用を部分的に抑えます。

甲状腺全摘手術(甲状腺切除)

抗甲状腺薬や放射性ヨウ素療法が受けられない場合、外科的に甲状腺を除去します。手術後は甲状腺ホルモン補充が必要です。

バセドウ眼症の治療

眼の腫れや突出がある場合、ステロイド(プレドニゾン)で炎症を抑えます。重症例では眼科手術が必要になることがあります。

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