代表的な骨疾患
種類
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骨粗鬆症は、骨量が低下し骨組織が劣化することで起こる疾患です。骨が脆くなり、軽い転倒や衝撃でも骨折しやすくなります。メイヨークリニックによると、女性は男性の約4倍の頻度で発症しますが、男性でも罹患します。
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パジェット病は、骨の破壊と再構築のバランスが乱れることで発症します。その結果、新しく形成された骨が脆く、変形しやすくなり、骨折しやすくなります。
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先天性骨形成不全(脆骨症)は、遺伝性の骨疾患で、受精時に発症します。骨の主要タンパク質であるコラーゲンが不足または異常形態になるため、骨が非常に脆くなります。
リスク要因
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骨粗鬆症のリスク要因には、喫煙、過度の飲酒、ビタミンD・カルシウム不足、細身の体格、家族歴などがあります。アジア系、ヒスパニック系、白人は発症しやすく、女性は男性の約4倍です。さらに、性ホルモン低下、甲状腺ホルモン過剰、摂食障害、50歳以上もリスクに含まれます。
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パジェット病のリスクは比較的少なく、男性や40歳以上の人に多く見られます。遺伝的要因も関与することがあります。
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先天性骨形成不全の唯一のリスク要因は遺伝です。患者の子どもは50%の確率で同疾患を発症します。
症状
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骨粗鬆症は、骨折するまで自覚症状がほとんどありませんが、背中の痛み、身長低下、脊椎変形などが現れることがあります。骨が弱くなる感覚はありません。
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パジェット病も多くの場合無症状です。症状が出ると、患部の激しい痛み、こわばり、腫れ、温感、O脚などが見られます。さらに、聴覚・視覚障害や頭痛といった神経症状が現れることもあります。
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先天性骨形成不全の症状は幼少期から現れ、成長期や成人期まで続きます。骨の痛み、低身長、視覚・聴覚障害、脆い歯、脊椎側弯などが典型的です。
治療
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これらの疾患は根本的に治すことはできませんが、症状緩和と進行抑制のための治療法があります。骨粗鬆症には、骨形成を促進し骨密度を高める処方薬やホルモン補充、骨吸収抑制薬が用いられます。また、姿勢改善や疼痛緩和を目的とした理学療法が推奨されます。パジェット病は症状が無い場合は経過観察で済むことが多いですが、脊椎など重要部位に影響がある場合は骨密度を上げ、疾患進行を遅らせる薬物療法が行われます。先天性骨形成不全の治療は骨量の維持と疼痛管理が中心で、疼痛緩和薬や骨保護薬、筋力強化を目的とした運動療法が行われます。重症例では金属ロッドを骨に埋め込む手術(ロッド手術)が必要になることもあります。
予防
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骨粗鬆症の予防は30代で骨量の増加が止まるため、早期からの対策が重要です。十分なビタミンDとカルシウムの摂取、体重負荷運動が骨量維持に有効です。喫煙や過度の飲酒、カフェインの摂取を控え、豆製品を取り入れることもリスク低減に役立ちます。パジェット病や先天性骨形成不全は予防法が確立されていませんが、ビタミンDとカルシウムを十分に摂取し骨を強く保つことは症状管理に役立ちます。
注意喚起
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骨に関する異常を感じたら、必ず医療機関で正確な診断を受けてください。早期発見・早期介入により骨量をできるだけ保ち、骨の強度を維持できます。また、上記の症状は他の疾患でも見られることがあるため、自己判断せず専門医の診察を受けることが重要です。
