チャガス病の兆候と症状

チャガス病は、トリパノソーマ・クルジという寄生虫が原因で、主に中南米やメキシコの農村部に生息するトリパノソーマバグ(レデビア科の虫)の糞を介して感染します。虫に刺されると寄生虫が体内に入り増殖し、患者は急性期、寛解期、慢性期という3つの段階を経験します。

急性期の症状

  • 感染直後から数週間〜数か月続く軽度の症状が現れますが、慢性期の重症化を防ぐために早期治療が重要です。刺された部位が腫れることがあり、虫の糞が傷口や目に入ることで感染が起こります。主な症状は発熱、吐き気、全身の痛み、頭痛、下痢、嘔吐、倦怠感です。リスクが高い人は血液検査で寄生虫の有無を確認すべきです。症状は自然に消えることもありますが、寄生虫除去の治療が不可欠です。

寛解期

  • 急性期の後、症状がなくなる寛解期間が続きます。この寛解は最長で20年続くことがあります。

慢性期の症状

  • 慢性期になると寄生虫を殺す治療は難しく、症状の管理が中心になります。主な症状は不整脈、便秘・腹痛、食道拡張、うっ血性心不全、心拡大、心停止などです。感染から何年も経ってから症状が現れることもあれば、症状が出ない人もいます。心リズムを調整するデバイスや、必要に応じて心臓移植が行われることがあります。

疾病 - 関連記事