虫垂炎の症状と対処法
時間経過
一般的に、虫垂炎の症状は12〜24時間で悪化します。妊娠中の女性や子供、高齢者では、症状が急速に進行し、約6時間で重症化することがあります。
痛み
最も典型的な症状は腹部の痛みです。痛みは通常、へその下部右側から始まり、虫垂が炎症を起こすにつれて右臀部とへその中間あたりに局在化し、強くなります。圧迫した後に急に離すと痛みが増す「反跳痛」も重要なサインです。
発熱
低熱(約37.8℃)がよく見られます。痛みや他の症状が出てから発熱が始まることが多く、子供の場合は体温が38.5℃以上に上昇することもあります。
消化器症状
吐き気、ガスが出にくい、嘔吐、下痢または便秘、腹部の膨満感などが報告されています。
症状への対処法
虫垂炎が疑われる場合は、速やかに救急外来へ向かいましょう。便秘の場合でも下剤の使用は避けてください。下剤は虫垂破裂のリスクを高めます。また、鎮痛剤の服用も控えるべきです。痛みが緩和されると、診断に必要な症状や所見が隠れてしまう恐れがあります。
