手足口病(子どものウイルス感染症)
手足口病は、実際には「手足口病」と呼ばれるウイルス性疾患です。かつては「蹄と口の病気」と呼ばれることもありましたが、これは偶蹄類(ウシやブタなど)に感染するウイルスとは別のものです。子どもに多く見られ、非常に感染力が高いです。
症状
喉の痛み、発熱、倦怠感
口内に水疱や潰瘍ができる
手や足に赤い発疹や水疱が現れる
診断
医師が口内の潰瘍や手足の発疹を確認することで、ほとんどの場合簡単に診断できます。
原因
手足口病は、主にエンテロウイルス(CoxsackieウイルスA16、Enterovirus 71 など)3種類のウイルスが原因です。
感染経路
感染は直接接触で広がります。唾液、潰瘍からの分泌物、手についた糞便などが主な媒介です。手洗いが不十分な場合に特に感染しやすくなります。
予防
現在、手足口病に対するワクチンはありません。最も効果的な予防策は、石鹸と水でこまめに手を洗うことです。また、感染者との密接な接触を避け、共有物品の消毒を徹底しましょう。
治療
特効薬はありませんが、症状に応じた対症療法が行われます。発熱や痛みを抑える解熱鎮痛剤、口内の潰瘍が痛い場合は局所麻酔薬などが使用されます。
