致命的な原生生物ナグレリア・フォウレリとは?
ナグレリア・フォウレリとは
ナグレリア・フォウレリ(Naegleria fowleri)は、単細胞の自由生活原生動物で、熱帯・温帯の淡水環境に自然に生息しています。
主な特徴
・湖、川、温泉などの温かい淡水に多く見られる。
・人間に感染すると、まれですが致命的な脳炎「一次アメーバ性髄膜脳炎(PAM)」を引き起こす。
症状と経過
感染から症状が現れるまでは1〜7日。主な症状は頭痛、発熱、吐き気・嘔吐、首の硬直、けいれん、意識障害(昏睡)などです。PAMは治療が非常に難しく、ほとんどの場合致死的です。
治療と予防
現在の治療法は限られており、成功例は稀です。そのため予防が最も重要です。
・ナグレリア・フォウレリが存在する可能性のある温かい淡水での水泳や潜水は避ける。
・どうしても入る場合は、鼻に水が入らないように鼻栓や口だけで泳ぐなどの対策を取る。
