禁煙をサポートする薬剤

米国心臓協会によると、米国の男性の約23.5%、女性の約18.1%が喫煙者です。タバコに含まれるニコチンはヘロインやクラックと同程度に依存性が強く、禁煙は容易ではありません。そのため、禁煙を希望する喫煙者は医療的支援が必要になることが多いです。

ニコチンガム

  • 市販薬で、2 mg と 4 mg の2種類があります。
  • 口腔粘膜からニコチンを吸収し、速やかに渇望を軽減します。
  • ゆっくり噛んでスパイシーな味が出たら、頬の内側に置きます。20〜30分間、噛んだり置いたりを繰り返します。
  • 使用中はコーヒー、炭酸飲料、ジュースの摂取を控えてください。
  • 使用期間は1〜3か月が目安で、6か月を超えての継続は推奨されません。1日の上限は20個です。
  • 胃や顎への負担を防ぐため、ゆっくり噛み、飲み込まないようにしましょう。

ニコチン吸入器

  • 処方箋が必要なニコチン代替療法です。
  • 吸入器からニコチン蒸気を口に吸い込み、喫煙時と似た感覚が得られます。
  • 1日あたり6〜16本のカートリッジ使用が目安で、使用期間は最大6か月です。
  • 主な副作用は胃痛、咳、口腔・喉の刺激です。
  • 妊娠・授乳中、食物・薬剤アレルギー、胸痛・高血圧・呼吸器疾患がある場合は医師に相談してください。

ブプロピオン(ジバン)

  • 処方箋医薬品で、ニコチンを含みません。
  • 脳内のニコチン渇望に関わる神経伝達物質を調整し、渇望を抑えます。
  • 禁煙開始の1〜2週間前に服用を開始し、1日150 mg が一般的な投与量です。
  • てんかんや摂食障害の既往がある方は使用できません。

バレニクリン(チャンティックス)

  • FDA が承認した最新の禁煙薬です。
  • 脳のニコチン受容体をブロックし、喫煙時の快感と離脱症状を軽減します。
  • 食事後に水と一緒に服用し、医師の指示に従って使用してください。
  • 効果は高いものの、奇妙な夢、睡眠障害、吐き気・嘔吐、そして稀に自殺念慮や自殺行動が報告されています。副作用が現れたら速やかに医師に相談しましょう。

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