コカイン使用中止の副作用と対処法
コカイン(通称コーク)は、コカの葉に含まれるアルカロイドを濃縮した覚醒剤です。主に鼻から吸引され、血管収縮、心拍数増加、食欲抑制、陶酔感をもたらします。長期使用は心血管系や精神面に深刻な障害を引き起こすことがあります。
身体的依存性はないが、禁断症状は出る
ヘロインやアルコールとは異なり、コカインは身体的依存を形成しません。そのため、嘔吐や震えといった急性離脱症状は現れません。しかし、使用した際の快感が強いため、心理的な依存は非常に高く、使用中止時にさまざまな副作用が現れます。
主な禁断症状
イライラ、落ち着かない感覚、興奮状態
逆に抑うつ気分、倦怠感、身体の動きが鈍くなることも
食欲の増加(コカインは食欲抑制作用があるため、使用中止で食欲が戻ります)
鮮明な夢や悪夢が見られることがある
その他の行動・心理的影響
最も顕著な副作用は「渇望(クレービング)」です。渇望は再使用や過量摂取のリスクを高め、場合によっては重度のうつや自殺念慮につながります。
逆に、以前は薬物入手のために嘘や窃盗を行っていた人は、使用中止によりこれらの行動が減少または消失することがあります。
対処法と治療のポイント
渇望や不安に対しては、抗不安薬や鎮静剤が処方されることがあります。また、認知行動療法(CBT)や支援グループへの参加が再発防止に有効です。専門家の指導のもと、段階的に生活リズムを整えることが回復への鍵となります。
