ギャンブル依存症の実態
ギャンブルは多くの人にとって刺激的な娯楽ですが、依存症になると日常生活に深刻な支障をきたします。依存が進むと、当初の興奮は薄れ、身体的・心理的・社会的・金銭的な問題が次々と現れます。本稿では、ギャンブル依存症に関する基本的な事実を整理し、予防と対策への第一歩となる情報を提供します。
女性の傾向
- 問題ギャンブルを抱える女性は平均約45歳と比較的年齢が高く、主にスロットマシンなど技術や経験が不要なゲームで一人でプレイする傾向があります。
男性の傾向
- 問題ギャンブルを抱える男性は平均約35歳と比較的若く、ブラックジャックなどハウスに挑む競技性の高いテーブルゲームを好む傾向があります。
女性の原因
- 精神的な不調(不安、うつ、絶望、孤独)や、仕事の不満・破綻した人間関係など、現状からの逃避を求めることが主な要因とされています。
男性の原因
- 自己肯定感の低さや不安感から、ギャンブルで自尊心を高めようとするケースが多く、結果として金銭的損失や借金、嘘、関係破綻といった新たな問題が連鎖的に生じます。
経済的影響
- 米国国立精神衛生研究所によると、約420万人がギャンブル依存症に苦しんでおり、そのうち60%は年収2万5千ドル未満です。
依存の進行段階
- 勝利期:連続的な勝利により、勢いは永遠に続くと過大な楽観に陥ります。
- 喪失期:人間関係から離れ、単独でギャンブルに没頭し、損失を取り戻そうと借金や追加投資を行います。
- 絶望期:ギャンブルに費やす時間が増大し、罪悪感や他者への非難、孤立感が強まります。併発する心理問題や薬物乱用、違法行為が見られることもあります。
