子どものめまい(Vertigo)の原因と対処法
めまいは、実際には動いていないのに体が動いているように感じる感覚です。特に子どもは言葉でうまく表現できないことが多く、診断が難しい場合があります。本記事では、子どものめまいの主な原因、見分け方、そして効果的な治療法について解説します。
原因
- 内耳の平衡感覚障害(前庭神経炎や良性発作性頭位めまい症)
- 片頭痛や片頭痛性めまい
- 感染症(中耳炎、ウイルス性前庭炎)
- てんかん発作の一部として現れることがある
- 多発性硬化症などの神経疾患
- 特定の薬剤(抗生物質や抗うつ薬など)の副作用
診断(見分け方)
- 子どもが突然立ち上がれなくなる、または周囲が回っているように訴える
- めまい発作中に失神や意識障害がないか確認する
- 頭痛や光過敏、吐き気を伴うかどうかをチェックする
- 必要に応じて耳鼻科や小児神経科で前庭機能検査、MRI、血液検査を実施する
治療
- 根本原因の治療が最優先。例:感染症なら抗生物質、片頭痛なら予防薬の使用
- めまい自体の緩和には、前庭リハビリテーションやバランス訓練が有効
- てんかんが関与している場合は、抗てんかん薬の調整が必要(例:EEGでの診断に基づく薬剤選択)
- 症状が重いときは、医師の指示のもとでめまい止めの薬(ベタヒスチンなど)を短期間使用することもある
子どものめまいは、単なる一時的な不調ではなく、基礎疾患のサインであることが多いです。疑わしい症状がある場合は、早めに専門医を受診し、適切な検査と治療を受けましょう。
